MI-642(ダズル・カービング・モデル)

シートメタルを使った、薄くて軽い眼鏡フレームは珍しくありません。
当社のダズル・カービング・モデルは、1?未満の薄いシートメタルに凹凸を付けることで立体感を出し、既存のシートメタルフレームとは全く異なる質感を表現しています。材料の厚みが1?未満であり、その厚みの範囲内でいかに立体的な段差を設定し、眼鏡としての強度を保持しつつ、しかも誤差の発生しないように凹凸を付けるかが、製造の大きなポイントになります。
世間一般の金属部品の凹凸模様の多くは、プレス、エッチング、レーザー彫りによるものだと思われます。当社のダズル・カービング・モデルの模様は、マシニング・センターのコンピュータ数値制御により、部品一点一点に、時間をかけて、丹念に、精密な彫刻加工を施して表現しています。そのため当社の製品は、模様のエッジがはっきりしていて、極薄の眼鏡フレームでありながら凹凸のある立体的な模様が表現できるという特徴があります。